君の手に幸せを 渡せなかった
この手から零れた 幸せの

寂しいわけじゃない 拘ってるわけでもない
でもなんとなく 心のどこかが空っぽ

君は君だけど 僕が知ってる君じゃない
幸せになっていく君を 僕はただ見つめていくだけ

君の特別でいたかったけど 今はそう・・・

自分のことしかみえなかった あの日の自分
何に拘っていたのだろう 

過去から逃れたい

そう 弱い自分から逃れたかった

きっと何年経っても あの日のことは忘れない
誓った愛も 一生守りたいと思ったことも
そして 耐えれなかった 僕の心も

時は流れて そして洗い流していく
わだかまりも執着も そして残るものは
想いだけ アルガママノオモイダケ

君がいるならそれでいい 
それが大事だってわかったんだ

自分をちゃんと見つめていく そしてもっと努力をする
何もしないで得ようなんて なんて傲慢だったんだ

やっとはじまる どこに着くかはわからないけど
それも面白く思えばいい 魂の旅路は果てなく
そして無限の海 漕ぎ手は僕 指針はそう
君 その向こうにある 別の世界

ただ今は 心より永遠に 
君の幸せを祈る

地上より遠き 天上のきよ 願わくは
この想い 届きたまえ


2002/06/18(The)