君がいてくれて本当によかった 
いろんなことがあったけど
君がいなきゃ違った生き方をしていた

磨硝子の向こうに見える君はいつも
どこか遠くを見てる

その向こうを見たい それは叶わぬ夢だけど
後ろ姿の君は少し切なく見えた

あの日 あの時 君に声をかけなきゃ始まりもなく
終わりも無かった そう 終わりさえも始まらない

君が同じ時代にいて そして僕もそこにいた
それだけの事実が僕を救ってくれる

過去を振り返るのが癖なんだ だって
未来を見据えるほど強くはないから

いつまでも 僕の中に君はいる

僕の中の君は 駄目な僕を見つけると
いつも最初にってくれる 
またかよと苦笑いしながら

くだらないことで笑いあえるのって
結構 いいことなんだって
気付かせてくれたのも君だった

一言だけど 一言じゃない言葉
それは君への言葉 

ありがとう 本当に 
ありがとう 心から


2002/10/24(Thu)