死に向う人生という名の旅路
たった一人の旅 おまえだけの旅なのに

自堕落になってるのは何故だ
やりはじめたら 終わらせろ 目をそむけても同じことだ
いつかやらなきゃならない
誰もやってはくれない おまえの人生だから

そう、だから今すぐやれ
できるとこからいいから

洗濯機の中の衣服は
もう何回 回っているのだろう
もういい加減 出してやれ
奴らも目が回ってるぜ

同じ日常も繰り返せない奴に
新しいことなんて できるわけないだろう
できることといえば 逃げるだけ 

そう逃げてるだけなんだよ お前は
ずっと逃げて逃げて 自分からも逃げてるんじゃないか

散らかる部屋 染み込む匂い 
そんなに腐っていきたいのか
「いつかやるよ」ってそんな台詞は聞き飽きた

自分がやらなきゃ誰もしてくれない
だって自分のことじゃないか
そんなに生きたくないのかよ

腐臭をかぎつけて 虫がやってくる
腐ったお前に心に 卵を産み付けていく

その卵からまた 堕落の虫が孵る
それでいいのか ほんとにそれでいいのか

誰にだって 面倒なことはあるさ 俺にも君にも
けど みんな必死に生きてる

だからそんなに子供みたいに拗ねてないで
前を向いて 歩きだせ 自分の人生じゃないか
怖いなら叫んでもいいんだ 格好悪くてもいい

そう だから今 こそ 歩きだせ


2002/11/5(Thu)