ひとこと呟いて 君をみる 
ほらまた 頬をふくらませるその仕草
その表情は世界で僕だけのもの 

こんなに 夢中になるなんて 思わなかった
あの日勇気を振り絞って 君に告白した僕を
木陰から見守ってやりたいね 「ガンバレ!」と

ふとした時に気づいた いつも君のことを思っている僕に
初めてだよ 一人が辛いのは 
不安な夜 長い夜 胸の隙間を覗くと
孔があいてたんだ

まるであつらえたように 一つになった二人
欠けている破片 持ち寄って 互いのに当てはめた

春の日 日差し柔らかな午後の日
時間が穏やかに流れていく白い部屋で
あれから全てはじまった そうさ

これがきっと はじまりで
いつのまにか物語は進行している
不思議だね

けど あの日の勇気を忘れない
たった三文字の言葉を言うのに
悩んだ3ヶ月は無駄じゃ無かったんだ

はじまりの詩 いつまでも覚えていたい
僕の言葉を聞いた 君の顔とともに
いつまでも いつまでも


2004/5/12(Wed)