探検ではなく、探検「ごっこ」。このタイトルに惹かれて本を買ったが、とても楽しませてもらった。
やはり、僕の中には探検をしたいという根源的な欲求が間違いなくある。しかし、出不精の性格がそれを押さえて込んでいるのが実情だ。だからたまに箍がはずれたように旅に飛び出していくのだろう。そのときの心はまさに子供の頃に戻り、精神は解放される。
さて、この本は読むと大の大人がむずむずとしてきて、部屋にいても落ち着かなくなり、山や川に当てもなく潜り込んでいきたくなる、そんな気持ちにさせる本だ。
大人の探検ごっこ (アスキー新書 14) | |
清野 明
アスキー 2007-06-09 おすすめ平均 |