凡人として生きるということ

押井監督がこの本で言いたかったことは何だったのか。
僕が読んで感じ考えられたのは以下の通りだ。
1.自分の美学は貫け。
2.友達がいなくてもいい。仕事仲間を作れ。
3.若さに価値はない。
4.仕事と恋愛はどちらも挑戦しないと結果がでない。ただし、仕事には客観性があるが、恋愛にはそれがない。
5.民主主義は完成されたシステムではないが、人間がいい加減であることを最低限許容できるシステムだ。
まだまだあるかもしれないけど、ざっと読んで感じたのはこれぐらい。
そうそう、実は一番教えられたのは、凡人である自分を認めて、好きなことをやり続けること。そう思うと、僕は考古学の研究は本質的に好きではないのがよく分かる。誰にも言われないなら、しなくても平気だからだ。でも、本は読みたい。だれに言われるまでもなく読んでいる。TVは見なくても平気だけど、本を1日でも見ないと気分が悪い。
でも、勉強はしたい。しなければならない。ならばどうしたらいいか。やはり、時間をとって関わっていくしかないのだろう。
継続は力なり。日々1時間でも30分でも時間を費やすことでしか、凡人たる身には身につかないのだ。

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凡人として生きるということ への2件のフィードバック

  1. takeshi のコメント:

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    押井監督は凡人というよりは変人だと思います。
    凡人としては、毎日まじめに働いて、週に1回くらいブログを更新するのが良い生き方だと思いました。

  2. GAKU のコメント:

    SECRET: 0
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    たしかに変人かも。(笑
    集1回のブログ更新もできていない僕って…(遠い目
    いや、書いているのをすべて併せると1日1回はかならず更新しているですけどね。分散しているからなあ。すぐにまとめないと時間がたつともうなにも書く気が起きないのは加齢のせいかもしれません。

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