●伝奇・格闘系
荒野に獣慟哭す 3 (3) 夢枕 獏 伊藤 勢 講談社 2006-01-23 |
伊藤勢の作品は、必ず目についたら必ず購入するようにしている。ファンとしては、いつも突然の打ち切りとかで読めなくなるか不安でしょうがないからだ。しかし、世間になんで評価されないのか不思議なくらい、良い作品を創る人なので是非ご一読を。
原作者の夢枕獏との組み合わせの相性は抜群なので、この作品が成功したら是非次も…。
紅壁虎~ホンピーフー 1 (1) 山本 貴嗣 集英社 2006-02-17 |
強い女性とアジア、そして格闘技を組み合わせたら、山本貴嗣の独壇場だろう。今回は仙術(というか房中術か)も積極的に描いているが、東洋の格闘技といわゆる「気」は密接な関係があるので、当然といえば当然かもしれない。
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 3 (3) せがわ まさき 山田 風太郎 講談社 2006-03-06 |
せがまさき+山田風太郎という組み合わせはこのうえなく盤石に見える。このまま、どんどん山田風太郎の作品をコミックス化していって欲しい。
ただし、CGを利用した背景はいまだに少し馴れない。もう少し絵としてとけ込めるような処理ができないものか。
喧嘩商売 2 (2) 木多 康昭 講談社 2006-01-06 |
帯の煽り文句の通り「恐ろしいほど木多康昭!!!」というのは、名言だろう。
「幕張」と同じテンションを保つことがどれだけ大変か。
しかし、編集部的には彼に書かせることがどれだけ自分たちのリスクになるか、その天秤を想像するだけで恐ろしい。
空手小公子小日向海流 22 (22) 馬場 康誌 講談社 2006-01-06 |
1巻まるまる、海流と武藤の組み手。『はじめの一歩』的に言うならば、一歩VS鷹村という組み合わせ。どちらも目標とする相手との差を肌で感じることで次のステップへ迎える。