訃報:萱野茂氏が死去

アイヌ民族として初の国会議員となり、アイヌ文化の伝承活動で知られる元民主党参院議員の萱野茂(かやの・しげる)氏が6日午後1時38分、急性肺炎のため札幌市東区の病院で死去した。79歳。北海道出身。自宅は北海道平取町。葬儀・告別式の日取りは未定。
 二風谷に生まれ、二風谷尋常小学校を卒業。造林、測量などの仕事を経て、1952年からアイヌ民具の収集を始めた。言語学者、金田一京助氏の影響で6○年からアイヌ語の記録に着手。地元二風谷にアイヌ文化資料館などを開設した。
 75年、アイヌの民話をまとめた著作「ウエペケレ集大成」で菊池寛賞、89年吉川英治文化賞を受賞した。
(共同通信) – 5月6日20時48分更新

昨年、北海道へ行った際に二風谷の資料館に寄ったことを思い出しました。その後、萱野茂さんの著作を読んでアイヌ文化の奥深さを学ばせていただきました。もっと長生きしてアイヌ文化を伝承して欲しかったです。惜しい人を亡くしました。合掌。
参考までにその時にツーレポはここ

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