2014GW九州ツーリング 第三日目後半

2014GW九州ツーリング 第三日目前半 | TOURING LIFE
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の続き。

出発

出発


緑のバイクは旅の相棒どららぱぱのNinja1000。新車である。
ワインディングロード1

ワインディングロード1


ここは雨が降ってなかったらかなり楽しめた道だった。
ワインディングロード2

ワインディングロード2


車だと少し離合で用心しないといけない道幅だが、バイクなら大丈夫。
安全マージンとってもそこそこのスピードで走れる。
ワインディングロード3

ワインディングロード3


下っていくと海に近づいていく。気持ちのいい道。
海岸線の道

海岸線の道


海岸まで降りてきたら半島を戻っていく。そこそこ車がいるので、ひっかかると後についていくしかない。道幅はそれほどないので無理に追い抜きは厳しい。
曲がり道発見

曲がり道発見


わかりにくいが左にスカイラインへの入り口がある。道脇のシシ垣の看板が目印。
シシ垣の看板

シシ垣の看板


実は行きの道からなにかしらの看板があることは気になっていた。
スカイラインの入り口

スカイラインの入り口


さて、上がってみよう。どららぱぱはあまり乗り気にはみえないが…。
上り道

上り道


狭いが、路面は悪くない道が続く。
シシ垣手前

シシ垣手前


おっと、ここがシシ垣のようだ。裏に回って見学をはじめる。
もちろん、興味があるのは俺だけなので、同行のどららぱぱには待ってもらうことに。申し訳ない。
愛機ふたり

愛機ふたり


看板の前には車2台分ぐらいの未舗装地があったのでそこにバイクは停めておけた。
シシ垣とはなにか。
それは猪の被害を減らすために住民が作った石垣のことである。これが10km以上も山の中に続いてるのだ。どんだけ猪の被害があったのか想像できよう。しかも高さは2mにも及びという。作られたのはおそらく江戸時代末期と想定されている。そういえば、対馬に行ったときも猪の被害が酷く、なんども島のなかで追い込み猟をして、絶滅させたとのこと。しかし、また悪いやつが持ってきて増殖させてしまっていたようだ。
シシ垣の説明板

シシ垣の説明板


詳しくはこちらで。
この断面図にも注目。
シシ垣断面図

シシ垣断面図


シシ垣

シシ垣


シシ垣2

シシ垣2


これが、シシ垣だ。
これを山の中に10km以上巡らすとかどんな苦行だ。もちろん作ったのは農民だろう。それをさせてしまう猪の被害が恐ろしい。これは現在での猪害とも共通することだが。
と、一人楽しみまくって、下でどららぱぱが冷たい目で見つめていたことに気がつかなかった。重ねてすまぬ。
さて、教えてもらったスカイラインを走るか…。
とても

とても


すごい

すごい


道だった

道だった


どこがスカイラインだ。生い茂る木で何も見えん。路面は落ち葉と砂と山水が流れてる!びっくりするほど酷い道だよ。好きこのんでこんな道を通る人はいない。そう、俺らみたいなのを除いては、だ。
下界におりた

下界におりた


やっとこさ下界におりてみると、鶴見地区あたりだった。ここから鶴御崎トンネルを抜けて、左折した。県道501号をつかって昼ご飯の場所を目指す。
昼飯の場所は、ツーリングマップルに載っていた海風館(しーふーかん)とした。これが大正解。
午後12時半ぐらいに到着。
しーふーかん

しーふーかん


営業情報

営業情報


ぱぱと海風館

ぱぱと海風館


海風館のメニュー

海風館のメニュー


まよわず、ツーリングマップルおすすめの「あつめし丼」大盛りを頼んだ。しかも、それプラス刺身の単品も追加。
刺身単品

刺身単品


たしか700円ぐらいだったはず。とにかく新鮮で歯ごたえが適度にあり美味しい。
あつめし丼

あつめし丼


メインのあつめし丼。これは米水津地域に伝わる郷土料理だそうで、大分県北部でいう「りゅうきゅう」とだいたい同じもの。

あつめし(温飯)は、大分県佐伯市の旧・蒲江町や旧・米水津村地区の郷土料理である。主に大分県南部沿岸では「あつめし」と呼ばれるが、県内の他地域ではりゅうきゅうと呼ばれる[1]。「ブリのあつめし」は農山漁村の郷土料理百選に選定されている。
一仕事終えた漁師達が漁で獲れた魚を新鮮なうちに捌き、海水で洗いそれを一口大に切って醤油・酒・砂糖を掛け、炊きたてで熱々の丼飯に載せ豪快に混ぜ合わせて食べた海の男のまかない料理である[1]。
「あつめし」という名は、この様にして食べていたことから付けられたと言われている。「りゅうきゅう」という名については起源がはっきりしていないが、調理法が琉球の漁師から伝えられたからという説や、千利休に由来するという説など諸説がある[1]。
なお、これらによく似た郷土料理に福岡県のごまさば、愛媛県南部のひゅうが飯がある。
『美味しんぼ』の日本全県味巡りの大分編(単行本第71巻収録)において、この料理が他の大分の郷土料理と共に取り上げられている(『関アジの琉球』『豊後牛のうれしの琉球』)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%A4%E3%82%81%E3%81%97

絶品味噌汁

絶品味噌汁


そして注目はこのなんの変哲もない味噌汁。しかし、食べて瞬間に???と思う味。エビでも入ってるのかと思うぐらいの濃厚な出汁がでてる。こんなの食べたことない!と思って中をみてみると…。
味の決め手は、しらす

味の決め手は、しらす


なんと、具材はしらすのみ。しかしこれが恐ろしく濃厚で美味しいのだ。おもわず、二杯目を所望して、女将さんに苦笑されたけども、それぐらいに美味い!
食べ終わって雨待ちをしたが、あまり好転せず、出発をする。来た道を戻り、とりあえず道の駅やよいへ到着する。その間、この旅一番というぐらい雨に降られた。さすがに無傷ではいられないということか。
久しぶりにきた道の駅やよいで、青看板マグネットをようやく手に入れた。
スイーツ

スイーツ


この時点で15時。さて、雨はどうなるか……。
雨雲は良く判らないような動きをしており、それを待つ時間は長く感じた。どうせ濡れているのだから、早くでてもいいのではないかとぱぱに提言するも、「いや、もう少しで雨雲抜けますから、待ちましょう:と言われればそれに従うまでである。
それから数十分まってやっとどららぱぱが決断してくれた。「いま、でましょう」「おう!」
当然、雨など降られない。
天気も味方をしてくれて、二人での道の駅スタンプラリーが開始された。
国道10号から、国道502号へまず、道の駅きよかわ。次は道の駅原尻。そして、ラスト道の駅竹田。
そしてやっと到着した七里田温泉旅館みやま。もはや定宿である。
汚れまくった愛車の姿だが、なにかしら誇らしさもある。
R1200GSフロントあたり

R1200GSフロントあたり


R1200GS サイド

R1200GS サイド


R1200GS リアサスあたり

R1200GS リアサスあたり


バイクから荷物を下ろして、まずは温泉。久しぶりの七里田温泉の湯に雨に濡れた体を癒やしてもらう。バイク旅だとより温泉の効能が身にしみる。
温泉から帰りに右足裏に激痛が。割れたガラスの先がビーサン突き抜けて刺さった。これはちょっとびびった。
恒例の焼き肉食べ放題宴会が開始。
宿合流のCB400SBのなみへーや、バンディッド1200乗りの南部君(今日はなぜか車でやってきた)をネタに盛り上がる。
焼き肉以外でもすばらしい晩ご飯

焼き肉以外でもすばらしい晩ご飯


これが焼き肉だ

これが焼き肉だ


美味しい!この肉をお替わりしたみんな。やるじゃん。
どらら&のじゃ

どらら&のじゃ


のじゃ&なみへー

のじゃ&なみへー


南部&どららぱぱ

南部&どららぱぱ


宴会はいつまで続けたいけど、宿の人に迷惑をかけてはいかん。
そこそこで切り上げることにした。
ごちそう様でした

ごちそう様でした


みんなしっかりと頂きました。
部屋に戻り、またバイク談義。みんなやっぱバイクや旅が好きなんだな。
おいさんはうれしいよ。
フォトグラファーなみへー

フォトグラファーなみへー


なにげになみへーがおれのK-7の次のK-5を持っていて羨ましい。
俺だ

俺だ


そして珍しい俺の顔。酔っている。心地よい酔い。旅の疲れが温泉でほぐされ、美味しいご飯をたべて、楽しい仲間と語らう。こんなにすばらしいことはないな。俺よ。
三日目が終わった。

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