福岡県春日市 ウトグチ窯跡

保存されている瓦窯跡

保存されている瓦窯跡


福岡県指定史跡のウトグチ瓦窯跡。
所用があったので立ち寄ったけど、もしかして俺初めて見に行ったのだろうか…。忘れていたとしても2回目だと思う。近隣の遺跡なのに酷いね。
白水大池の南西部の道路際に保存されているので、お近くに寄られた際は見学されていっては如何だろうか。7世紀という古い段階での瓦窯として貴重な遺跡である。

ウトグチ瓦窯跡
[指定年月日] 平成17年10月5日
[所在地]白水ヶ丘1丁目4番地内
[概要]
 ウトグチ瓦窯跡は天神山水城の南側約400メートルに位置しています。ここでは2基の窯跡が発見されました。そのうち1基には大量の瓦が窯内に残っている状態でした。出土した瓦は奈良県の山田寺に系譜がたどれる文様が特徴的です。窯は全長14メートルで、天井部分はほとんど崩落していましたが、地下式の登り窯です。現在、この瓦窯はウトグチ瓦窯展示館として調査当時の状態で保存・展示をしています。
http://www.city.kasuga.fukuoka.jp/nakoku/sisetu/utoguchi.html

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福岡県春日市 ウトグチ窯跡 への2件のフィードバック

  1. ミキスケ のコメント:

    こんなのあるんですね。
    毎日近くを通勤で通っていながら知りませんでした。
    七世紀ごろですと一般の民家は草葺きの屋根ですかね、瓦は特別な建物に使われたのかな・・と想像してみました。
    お誕生日おめでとうございます。

    • GAKU のコメント:

      ミキスケさま
      ありがとうございます。後厄を無事に越したいそんな年です。
      ここは結構穴場ですね、近所の人も知らないのでは。
      7世紀とか瓦を葺いてる建物なんて全国でも少ない時代です(笑 ここのはおそらく白水廃寺に使われていたんじゃなかなと想定されてます。まあ、そのお寺がどこにあるのかはわからないんですが……。
      ちなみに庶民まで瓦葺きが普及したのは江戸時代も中頃以降だったはずです。

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