バイクをとりあげている本はあまりない。クルマに比べると圧倒的に少ないだろう。理由は簡単。乗っている人の絶対量が少ないからだ。残念なことに。
また、簡単に乗れるクルマと違って、バイクに乗ってしかもそれを叙述するということはある程度のセンスが必要とされる。なので、端から程度の低いライターにはバイクについての本など書けはしない。
しかしながら、探せばそこそこあるし、なにより内容がおもしろい本が多いと個人的には思う。
というわけで、自分が持っているバイク関係の本をとりあげておきたい。
自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書) | |
集英社 2001-06 売り上げランキング : 53027 おすすめ平均 |
バイクに乗ることは自由を享受することではない。自由とは何かを引き替えにして得られるものであるということ教えてくれた本。とくにバイクは人も自分も殺す可能性がある機械だということを強く意識させてくれた。
作者の経験からもたらされた現実的な言葉は、参考にする価値が十分ある。
オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 | |
ネコパブリッシング 2004-09 売り上げランキング : 143263 おすすめ平均 |
斎藤純さんの本は、バイクを通して旅の意味を考えることを教えてくれた。どこまでも哲学である。
上に紹介した二冊の本はとくにお薦めの本です。
旅々オートバイ (新潮文庫) | |
新潮社 2002-07 売り上げランキング : 344155 おすすめ平均 |
中年ライダーのすすめ (平凡社新書) | |
平凡社 1999-08 売り上げランキング : 352734 おすすめ平均 |
オートバイ・ライフ (文春新書 (048)) | |
文芸春秋 1999-06 売り上げランキング : 97951 おすすめ平均 |
ツーリング・ライフ―自由に、そして孤独に | |
春秋社 2001-12 売り上げランキング : 366309 おすすめ平均 |