音楽のある休日 | |
斎藤 純
河出書房新社 2002-11 おすすめ平均 |
斎藤純という小説家を知ったのは、Outriderというツーリング雑誌でした。文体というかリズム感が妙に心地良い文章書く人だなあという第一印象を覚えています。
ツーリング小説(というジャンルがあるかどうか微妙ですが)の旗手です。僕の音楽と絵画についての刺激は、ほとんどといっていいのですが、この人の作品から受けています。
この本は特に斉藤純が愛する音楽についてのエッセイのまとめです。
ただし、とても悲しいことですが、彼が書いている音楽について、僕のレベルではほとんど理解できていないのです(僕の音楽的知識、素養がないからですが)。ただ、彼の音楽への愛を感じてこちらも嬉しくなってしまうのです。