『大分の中世石造遺物 第5集総括編』

先日、職場に表題の報告書が届いて、びっくりした。こんな凄い本が出ていることにもびっくりだが、もう4集も刊行されていたことにびっくりだった。
確認してみると、うちの職場にはちょうど1~4集が刊行されている時期に報告書が届いていなかったことがわかった…。これはこれで問題だが。
さて、大分県教育委員会が国庫補助事業として、平成20年から平成28年度までの9ヶ年計画で実施している「大分県古代・中世石造遺物分布調査」の調査報告書第5集(総括編)だけど、このような基礎調査がとても大事なことはいうまでもない。
今後、石造物を研究していく上では絶対に見ておくほうが良い報告書になっています。ただ…補助事業としてやっているので、報告書の部数に制限があるうえに、販売していないということ。せめて、そういう本はリポジトリに登録して欲しいものだ。
福岡県も中世城郭のあとは、古代・中世の石造物の集成をやってもらえないだろうか。

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